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2010年1月

2010年1月15日 (金)

労働基準監督官が主人公!『ダンダリン101』連載開始@モーニング

『モーニング』を立ち読みしていたら、賃金がどうのとかいう台詞があったので、『特上カバチ!』か?いや、巻頭カラーだったしなあ・・・と思ったらこの新連載、『ダンダリン101』でした。
『ダンダリン101』とは

格差社会に堪えられない!!
デフレ日本が切望した新ヒーロー、ついに降臨!!

労働基準監督官。彼ら/彼女らは、労働者の保護を職務とする「労働Gメン」だ。
芸南労働基準監督署に着任したカリカリ女・段田凛(29歳、三十路手前)とグータラ男・土手山郁夫は、従業員を使い捨てにする悪い社長をガツンガツン摘発していく。知られざる労働基準監督官の活躍と七転八倒を描くこの物語は「はたらく人」必見の新ヒーロー伝だ!!

http://morningmanga.com/news/535

ということです。今回は、「派遣切り」やリストラされた人を積極的に雇う、住宅リフォーム会社が舞台。一見心ある経営者と見せかけて、正社員に自分の家のリフォームをさせてあとはパワハラで「クビにさせる」(退職勧奨ですが)というパターン。今回の相談者に至っては、屈辱的な反省文を書かせた挙句、賃金を3分の1にするという。こうした労働条件の切り下げを振りかざした一方的な解雇は違法です。「解雇」でなくても、自分から辞めると言ってしまった、偽装自己都合退職とでも言えそうな場合にも、こうした違法行為の証拠などがあれば、争うことができます。

賃金等の労働条件の不利益変更については、就業規則の変更になりますので、労働者の過半数代表と話す必要があります。就業規則によらずに、一方的に告げられた場合は、合意しない限り拘束力はありません。

このテーマはちょうど次号の『POSSE vol.6』から始まる連載「労働法Q&A」の第一回で、明治大学教授の野川忍さんが解説してくださります。

しかし、この漫画では、結局賃金未払いで労基署が動くことになり、なんと逮捕権まで発動します。確かに、労基署の監督官には逮捕権あるんですよね。

現実には、労基署は人数が少ないこともありますが、こんな活動的な職員はほとんどいません。この漫画を契機に、もっと注目があたるようになればと思いますが。

月一連載、次回のテーマは名ばかり管理職だそうです。

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